住宅・生活編!『ドーナツはどこでも人気者』
米国での事業で我々に影響がある情報や市況・状勢を発信!

2014-08

Contents1 ドーナツは1つのアメリカ文化!1.1 ドーナツ事情1.2 ドーナツはおやつじゃない?ドーナツは朝食の1つです。1.3 街のどこにもドーナツショップ。1.4 大人も子供もドーナツ好き!1.5 現地の手土産・差し入れに迷ったら!1.6 ドーナツの味と種類  基本タイプは2種類!1.7 フワッとした イーストドーナツ1.8 しっかり生地の ケーキドーナツ1.9 その他 ドーナツは1つのアメリカ文化! 意志を伝える心得〜 事前に知っておけば不安が軽減、自信が増える。ビジネスも生活も同じ‥‥ 英語は話せて聞けるけど、意思疎通が取れない事があります。ビジネスやプレゼンテーションに向けての英語だけに集中しては、ただの解説となり、会話も一方通行となってしまいます。その場の空気や相手を知る事が、英語をしゃべる事よりも大切なこともあります。その土地の文化を知り、馴染む事も英会話を助けます。恥をかいても許される、身近な買い物や生活の中での経験で、英語と文化を学んでいくのというのもアメリカ生活では大切です。 ドーナツ事情 こちらのパン屋さん、ケーキ屋さんでは商品名や値段がわからないことがあります。意外と難しいのがドーナツのオーダーです。現地では『当たり前』の品々ですが、以外と名前、味がわかりません。頼む時は陳列の棚の欲しい商品を指差して『これを1つ!』『下の段の一番右の茶色のやつ』などとしなくてはなりません…でも一般的な種類を知っておけば大丈夫! ドーナツはおやつじゃない?ドーナツは朝食の1つです。 街のどこにもドーナツショップ。 ドーナツショップというと『クリスピークリームドーナツ』や『ダンキンドーナツ』を思い浮かべる方が多いと思いますが、地元のドーナツショップはアメリカのどの街にも必ずあり、その多くは朝6時頃に開店し、お昼過ぎには閉店してしまいます そのように日本でドーナツと言うとおやつの食べ物という認識が一般的ですが、アメリカで『ドーナツ』は一般的な朝食です。 大人も子供もドーナツ好き! 会社の早朝会議、学校の懇談会、教会の集会、車のディラーの朝のサービス、ちょっとしたイベントなど、多くの場で登場するドーナツは誰にでも人気の“おもてなし“の品です。 またお子様のお誕生日に、幼稚園や学校のクラスに振舞う人気のフェイバー(贈り物)のです。   現地の手土産・差し入れに迷ったら! 12個の箱入りなど量もお値段もお手頃で、ちょっとした集まりや訪問に持参するのにお勧めです。 日本のパン・ケーキー・ドーナツのお店では、商品陳列とともに名前と金額の札があり、『何?』『幾ら?』が一目でわかりますが、こちらのベーカリーやドーナツショップでは名前も金額も無い事が多いので、『これは一体…』と考える事がしばしばありませんか。 カウンターで頼むお店などでは混雑時『考える間もなく適当に頼んで失敗した』、などということもありますので一般的なドーナツの種類をご案内いたします。 ドーナツの味と種類  基本タイプは2種類! フワッとした イーストドーナツ Glazed / グレイズド クリスピークリームドーナツで代表的な、溶かした砂糖でコーティングされた仕上げ…

2014-08

Contents1 上がる?下がる?今の事務所賃貸契約!1.1 雇用が牽引する賃貸事情1.2 新築事務所と雇用1.3 契約更新 / 新規契約1.4 更新時のポイント1.5 新規の事務所(ビル/所在地移転) 上がる?下がる?今の事務所賃貸契約! 今の景気は悪くない!多くの事務所ビルも建設され、古いビルは穴場!と思いきやそこでも賃貸者が増加。しかしやり方次第では交渉の余地も見られます! 雇用が牽引する賃貸事情 昨今、建設ラッシュを感じさせられるこのベイエリア。サンフランシスコ地区はまさに異常な事態。また市内では数多くの改築も見られます。高速101号をサンフランシスコ市からサンノゼに向けて南下すると、その高速沿い数々の商業、住宅の建設現場を目の当たりにすることと思います。 リーマンショック以前、このベイエリアでは約330万人の雇用が存在しており、そのショック後に約10%の32万人が失われました。(他近郊のエリアでは30%~60%の都市も数ありました)そして2014年第一四半期時点にはその数を上回る雇用の回復を見せております。年率で3.0%の雇用成長率で全米首位都市ではダラス(3.1%)に続く第二位。奇跡的な成長を遂げたと言えます。”The Bay Area Council”の予測によると、ベイエリアで月平均10,500人(現在月平均9,400人雇用)の新規雇用ペースで成長を遂げれば、2015年末には過去最高値であった雇用数360万人(2001年1月)を超える勢いであるとの事。 6月の全米失業率は6.1%。CA州のみでは7.6%、サンフランシスコ市は4.5%とほぼ完全雇用状態と言っても過言ではない環境化にいます。ただ、実情は住めなくなった人が市内を離れている社会現象がその裏で潜んでもいます。 新築事務所と雇用 新規のビル建設には資金が必要。その牽引は日本のように銀行ではなく、米国ではファンドです。 そのファンドに多額の資金が戻り、建設完成を待たずして賃貸契約が成立する需要が目立っています。 銀行の低金利融資に加え、海外マネーの流入も大きな柱となっています。 一方、借りるテナント側にもビル建設の資金同様に新興企業へのファンド=ベンチャー資金投資(主に国内マネー)が潤沢に入り、新規雇用を生んでいるというサイクルです。(ベイエリアは2013年3Q時点で全米のベンチャー資金投資額の46%を占めている) この需給を数字にしたのが賃貸の契約率で”ABSORPTION /アブソープション”と称され、サンフランシスコ市内では2015年末までに完成されるビル賃貸敷地面積の91%が2014年2Q時点で制約に至っています。その32%はハイテク企業です。 契約更新 / 新規契約 商業ビルはクラスAからCのランクが主です。AクラスはSF市内新築物件で約$75/sqftから$4/sqft まで様々。皆様が現在賃貸をされている事務所は恐らく5/sqft前後ではないかと思われます。BやCクラスでは、$1/ sqft 前後の事務所も多くございます。Fremont,Milpitas,San Jose等、南やEast Bay方面の際は、(特に更新時には)$1/ sqft を切った額で更新が成立しているケースも見受けられます ※ 100sqft = 約10m2…

2014-07

〜コンクール・デレガンス〜 昨年夏、日本で初という“コンクール・デレガンス”が開催されたようですが、何のイベントかと言うと、そのイベントのホームページからの紹介だと『 フランスの自動車趣味を起源とする文化的な嗜みで、そのルーツは自動車が真のステータスシンボルとして扱われた時台の1920年代のパリの社交界』と説明があるように、自動車文化の継承を担い、素晴らしいクラシックカーを紹介する優雅なイベントです。 カリフォルニアではペブルビーチで開催されるコンクール・デレガンスが世界的にも有名ですが、このベイエリアでもパロアルト、ダンヴィルなどで開催されます。この週末開催されたのがヒルズボロウ・コンクール・デレガンスです。ベイエリアのこれらのイベントは地元に根付いており、住民にもフレンドリーなイベントです。メインイベントはクリスタルスプリングスゴルフコースですが、前日のイベントとして参加関係者などの車が通行止めになったバーリンゲームのダウンタウン集い、自慢の逸品を身近に触れることができます。これらのコンクールに出店される様なきれいなクラシックカーが時折一般道路を走行している光景を目にすることがあるのですが、スポーツ、コレクション、何においても自由に趣味に興じることができる恵まれた環境だと常々思います。

2014-07
2014-07

Contents1 米国での起業1.1 立ち上げ時2 事業縮小、手順と戦略2.1 業務縮小・閉鎖時2.2 請負と管理 米国での起業 立ち上げ時 登記:事業目的に見合った所在地 / エリアの選択。 事務所=所在地(賃貸契約)が決まらないと支社や会社の登記に不備が生じます。(※会社の登記等は仮で申請は可能。)それに並行して支社 / 事務所・会社・パートナーシップ・合併会社など登記の種類を決定し、郡・市への届け出、ビジネスライセンス申請、赴任者・雇用者のビザ申請などを進めます。その他、銀行口座開設 / 国税局 / 郡 / 州政府への届け提出。 運営:米国で会社運営にあたり、経理、会計処理、お給料計算、および、州・連邦政府への税金(月 / 四半期 / 年度末)の支払いも予定にされ計画を組まれてください。 就労ビザ/赴任ビザ:就労ビザの認可が受けられる為には会社が必要最低限のラインとなる、事務所 / 資金 / 社歴 / 事業内容(ビジネスプラン)等 を備えている事が条件となり、そのハードルは景気と共に厳しくなっています。また、申請をする本人のハードルも同様です。事実上の事業が成り立っている、または予定である事を、様々な観点から証拠を持って説明する事が重要です。 事業縮小、手順と戦略 業務縮小・閉鎖時 会社の閉鎖・縮小には後々の再生・復帰を視野に入れた庶務など、様々な後追い業務と先々の予算管理が問題となるでしょう。具体的には、住所の変更届出、連邦政府・州への書類手配などの庶務です。合わせて縮小に関わる現所在地の問題、ビザ就労者の移民局への変更届け、前年度の経理・税務・総務的経費の問題など、しっかりとした管理が必要です。 閉鎖: 一時的な閉鎖の場合は、 会計・税務、登記、連邦政府・州・郡・市への手続きや書類、 事務所や会社の登記を継続する必要があります。…

2014-07

Contents1 『ビジネスのドクターとして Japan Corporate Advisory 平井聡さん』1.1 そもそも日本人は交渉事、相手とも落としどころを探るのが苦手だが、 土俵が変わるとなれば尚更だ。ビジネスも結局人と人との つながり 。 『ビジネスのドクターとして Japan Corporate Advisory 平井聡さん』 アメリカで起業あるいはアメリカ進出。ボーダーレスと言われるようになった久しい現在で、一見容易そうではあるがそこは社会とは人間が寄り集まってつくっているもので足し算、引き算をするように簡単に答えが出るものでもない。ましてや、起こした事業を継続してゆくことは並大抵のことではない。そこで、体調不安や病気があればドクターが必要なように、ビジネスにも頼れるドクターが必要になる。体調不調や体質の弱みを確実に発見して治療を施し、病気や怪我に対してその要因を探求し環境を改善させ健康に導く、そんな頼れるドクターがJapan Corporate Advisoryの平井聡さんだ。 平井さんが手がけるのは、日本からの個人または企業のアメリカでの起業、事業進出、支社、支店設立または業務縮小、閉鎖のための業務サポート、それに伴い必要な米滞在ビザ取得サポート、など 日米間の事業全般の支援だ。「ご依頼頂く企業は様々です」と言うようにその業種、業界を問わない。 「ビジネスの『何をもって売り上げを上げて行くか』という基本は皆同じだ。またアームチェア・ディテクティヴのように自分はオフィスにいてアドバイスを与えるだけというのではなく、顧客と共に汗を流してはじめてビジネスの成功を見いだせるというのが身上だ。「お客さんと一緒にファイルボックスも運びますよ。かなり泥臭いんです」と平井さんは言う。 そもそも日本人は交渉事、相手とも落としどころを探るのが苦手だが、 土俵が変わるとなれば尚更だ。ビジネスも結局人と人との つながり 。 相手のことを知り、それにあわせた適切な対応をするかどうかで時間的にも金銭的にも、その後の事業の展開にも大きな違いがでる。 「例えば、 現地でも人気のエリアや商店街にレストランを開くのには、ただいきなり店鋪を借りたり、購入して初めてもなかなかうまくいくものではありません。店鋪の準備はもちろんですが、地域との調和やコミュニケーションは何より大切ですよ」と平井さん。なるほど、ビジネスに泥臭いところがあるのは日本もアメリカも変わらない。アメリカでの事業成功には 「アメリカのビジネスライク」 が何であるのかを知る必要があるのかもしれない。 平井さんは、小、中、高校時代をニューヨークとロンドンにて過ごした。日本の大学を卒業後、投資銀行に入行、東京、ロンドン、ニューヨークで勤務した。その後、見えない巨額な取引ではなく、 具体的な“物”にたずさわる業界を選び、香港のイギリス系商社の日本支社 に転職し、東京で勤務した。その後証券会社勤務を経て渡米し、Japan Corporate Advisoryを起こした。 この経歴からわかるように、平井さんはもちろん英語は堪能。ビジネスにおける金融はもちろん会社経営、物流、物販について豊富な知識をもっている。そして自身起業、長い海外生活のでアメリカ社会の人情の機微にも通じている。この経験によって培われた「人間力」が平井さんの「ウリ」だ。つまり、ビジネスについてその表面的なノウハウではなく、その基本にある「人間」から知っているということだ。「仕事の中で自分も学んでいるんです」と平井さんは言う。そして世の中のため、人と企業はどうあるべきか考える。単なるコンサルタントではなく、ドクターたる所以だ。 さて、日本人がアメリカで起業するにあたって留意するポイントを訊いてみた。「ひとつは『ありのまま』であるということ。わからなかったら『わからない』と訊けばいい。そして誠実であることですね。また、『日本ではこれで上手くいった。自分は?やっていける』といった思い込みは捨てることですね。」そして平井さんは「僕たちはどんなに長くアメリカに住んでも“ジャパニーズ・アメリカン”。“アメリカン”にはなれません」と言う。「ジャパニーズ」がついて回るのであれば、それをむしろ武器としなければならないだろう。そのジャパニーズの武器とは、「やはり、きめこまやかなところです。」変に包み隠さず「ありのまま」、思い込みは捨てて誠実にきめこまやかに対応する。これは、およそビジネスに限らず円滑な人間関係の基本だ。「人としてよくあること。」それがビジネス・ドクターの処方箋のようだ。 サンフランシスコ・シリコンバレーエリアで無料配布されている週刊情報誌『J-Weekly』の取材記事より