amazonの先行投資

コロナ禍で起きている事変
巨額の資金と富が結集しアメリカ経済、産業を変貌させる

アップルが自社開発のチップに移行、黒人人種差別暴動、ボルトン前米補佐官の暴露本 等々のニュースが報道される中、米国経済の根源を変貌し始めている重要な事変はあまり取り上がられていません。それは何故か?一般にはあまり面白くないからでしょう。

JCPenneyやFOREVER21が米国Chapter11(企業破綻の申請)されたのはすでに報道されています。米国Chapter 11とは実質は倒産したのではなく、誰かの救済を求めるアナウンスに過ぎないのです。

産業の収斂

小売は次々と破綻しています。そこで各社の未払いの家賃(債務)に目をつけたファンドや地主が動き始めています。GAPは大手商業施設のオーナー会社に約$60mの4月と5月家賃未払いの借金を抱えており、6月を含めれば$100mに及ぶと想定されます。FOREVER21はすでに破綻申請済み。主要店舗の家主はその債権を保有しているので実質経営権を乗っ取れる事となります。経営権を持てば自社への支払いを優先できるという訳です。家主はコロナ禍で家賃収入が回収できず苦戦しているが、Private Equityと組み、未回収の家賃を10−20倍にして回収できる仕組みを作り上げています。

アマゾンも次の野望を

アマゾンは完全自己資金で、環境投資向け ファンド、$2bn約2100億円を立ち上げます。
環境とは名ばかりで自社の帳簿には乗らない仕組みで株価を上げ、環境、物流の新仕組み・技術に先行投資するなど、既に様々な動きが水面下で行われています。

自動制御/Robotic

弊社では自動制御システム、Online Simulation・分析 等のシステムの開発投資や技術の米販売を行っております。コロナ鍋下で人が扱っていたシステムの確認、制御、保守等が人を介さず
できる仕組みを市場は求めています。需要の度合いが一変しています。日本では世界最高技術のスーパーコンピュター が報道される中、このベイエリアでは実態に不可欠な製品のみが日々ZOOMで営業販売されています。感染が収斂すれば不要になる“コロナ感染者の接触判別アプリ”の開発は世界では必要とされていない一方、ウイルスの情報制御システムに注目が注がれているでしょう。

SPAC

Special Purpose Acquisition Corporation(特別買収目的会社)をご存知でしょうか? 
Private Equity大手、Pershing Square Capital Management は$3bでファンドを立ち上げ、今後弱体化した事業/産業を変貌させます。その一つ、元自動車大手の役員が保有していた店頭上場のShell Company(実態がない上場会社)を利用して数千億円を調達し、時期世代の自動車産業技術 改革があります。将来何かを育てるために買収し、各々が持つ哲学で育て上げ、成長させて産業を変貌させる事を考えるのが米国資本主義の実業根源です。そのツール(資金会社)がSPACというわけです。その動きが今後1−2年は盛んに行われると弊社は予測します。


弊社ではSPACやShell Companyを保有/傘下に収め、様々な市場の異変に伴う投資/支援を行います。また上記の様な事業機会を日米の飲食事業社、投資家、富裕層に紹介、仕組みの立案、事業投資マネージメントも行なっております。

代表:平井