日本企業の米国NASDAQ上場

日本企業、ベンチャー企業、スタートアップ企業、米国での上場には様々な以下のような背景がある。

1、日本での上場を目指さない
2、企業知名度の向上
3、米国・世界の資本を取り込む
4、世界的に展開する事業の為
5、上場の時間・規則・費用
6、日本と並行に日米2取引での上場

アメリカでの上場をナスダック市場のみに絞り込む必要はないが、日本では『米国株式市場=ナスダック(NASDAQ)』と言う知名度に名声的大きな価値があるようである。
アメリカ株式市場はNASDAQ(ナスダック店頭取引市場)と同様に有名なNYSE(ニューヨーク証券取引場)、NYSEのAMERICAN取引区分(中小企業向け)、最近設立された取引区分、旧シカゴ・ボードのCBOE(シカゴ・オプション証券取引場)、があるが、最も取引企業数が多い先がOTC市場である。
NYSEやNASDAQが2,800-3,000の上場企業を扱っているのに対し、OTCは2023年度時点で約12,000社の株式が相対で取引されている。厳密には株式市場ではなく、相対取引で全ての取引がOTCでのシステムを介して記録される。中でもOTCQX、OTCQB、OTCBB、3つの取引クラスに分かれ、監査をしなくても良い店頭登録企業クラスもある。

会社の上場の目的、2−5年後のビジョン、資金調達、株主数、費用、手間など様々な要素を踏まえての上場
戦略を検討する必要がある。

詳しくは、米国株式市場上場ガイドを、または米国進出やアメリカ株式市場の上場に関してまずはお問い合わせください。